民営図書館計画コンセプトシート

当法人の会員であり、晴耕雨読舎特製ノートカバーのデザインをプロボノで提供して頂いた「あとりえ みちくさぐみ」さんが在京の設計事務所「studio83」さんとユニットを組まれている「piik」さんより、当法人の民営公共図書館事業についてご提案していただきました。

「studio83」のお二人には以前、別件で来佐された際に現地を視察して頂いており、その際に当法人の事業計画についてお話を聞いていただいていました。

今回のご提案に先立ち当法人から特にお願いしたことは「たくさんの人が来たくなるような場所」のご提案です。

丁寧な分析と、こちらのニーズを踏まえたご提案を「コンセプトシート」という具体的な形で頂きました。

これまでご相談させて頂いた中で、最高の案であり、そのスケッチもさることながら分析・提案の中にある「たまり場」というキーワードに衝撃を受けました。

民営公共図書館を持続的に運営する為の仕組みとしてコンビニや産地直売を併設することが当事業の特徴です。

そこへたくさんの人に来てもらうことは「図書館」の目的であり、コンビニや産地直売経営の為の条件でもあります。

そのためのキーワードは「たまり場」でした!

これまでの説明会の場などで何度か出現したこの言葉は一般的にはあまり良い意味では使われていないかもしれません。

それでも私たちが目指す民営公共図書館は「たまり場」であることを前向きに捉えていました。

人は必要があって「たまり場」に”たまる”のです。

その「たまり場」が「地域に身近な図書館」である事はとても良いことだと思うのです。

みなさんに”たまって”もらえる場所になるようpiikさんの力をお借りして事業を進めてまいります!